Thursday, March 24, 2011

3月11日

東北関東大震災の被害に遭われた方々、心よりお見舞い申し上げます。

東京でも結構揺れました。
私は職場にいたのですが、ものすごく怖かったです。
すぐに息子の通う保育園へ電話をして子供たち皆が無事であることを確認しました。
それから、どうやって迎えにいくか…考えました。
電車が止まっていることは容易に想像できたけど、数時間待てば動くかもしれないなと思ったり、そしたら下手に自転車や徒歩で帰るより待った方がいいのかなと思ったり。
結局、職場の上司のバイクで送ってもらうことに。
バイクなら渋滞にも強いと思ったのですが、そんなに甘くはなかった。
なかなか進めず、歩いて帰るのと変わらない4時間くらいかかりました。
なので最後の30分くらいはバイクを降りて猛ダッシュ。ものすごい走りました。
保育園に着いた時には21時を過ぎてた。
保育士さんにおんぶしてもらってました。怖かったみたいで、珍しくよく泣いたらしい。
保育士さんにも家族や子供がいるのに、保護者に子供を引き渡すまでしっかり預かってくれて本当に感謝です。
何時に迎えにいけるのか分からない大渋滞の中でも、保育園で預かってもらってることに安心もしていました。

もちろん、途中気になって保育園に何度も電話をいれたけど全く繋がらず…
夫とも、地震直後はメールのやりとりができたけどバイクに乗ってからは一切連絡とれず…
とっても有り難いことだけど、そういう状況で友達から「大丈夫?」の電話やメールは控えてもらいたいなと思ってしまうほど、私は保育園や夫と連絡をとりたかった。
無事の確認はできてた私ですらそう思ったから、その連絡がついてない方にとってはもっとそう思ったと思う。
せめてこういう時、無事を確認したら長電話は止めてほしいな…ほっとして色々話したいのは分かるんだけど…
携帯電話が全く役に立たない一方、twitterは問題無く使えたみたいでした。
保育園もtwitterやってほしいな。

会社を出てから地震に関する情報は全く入手してなかったので、東北地方がこれほどの被害をうけているとは思ってませんでした。
東京は私が経験した阪神大震災の揺れよりもマシだとは思ったけど、ガラスが落ちたビルなんかを横目に見ながら帰宅したので、想像する家の中は阪神大震災後の足の踏み場のない実家のキッチン。
だけど、実際の被害は全くありませんでした。
いっぱい物は落ちてたし、食器棚の位置がずれたりしてたけど割れたりはしてなかった。

息子を抱っこしたまま、落ちた物を元に戻して、おやつ程度しかもらってなかった息子のご飯の用意してたら夫が帰宅。
ほっと安心しました。

私は阪神大震災を経験したけど、家族や友人は失ってない。家も。
だから気持ちが分かるなんて思わない。
でもすごいスピードで復興していく街をずっと側でみてました。
仮設の教室に体育館や食堂のない高校生活でも楽しかった。

余震も怖いし、原発のこともまだまだ不安。
被災地の方々が一日でも早く安心して暮らせる日がきますように。
温かいお風呂に入って、温かい布団で眠る。皆がそうできる日が早く戻ってきますように。

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